上映終了間際に、映画館で観てきました。
この映画からライアン・ゴズリングのファンになりました。
お互いに目指す夢を追って、成功して失敗して、離れて、また出会って
映画なんだから期待を裏切らないハッピーエンドが見れるのかなと
まったくあらすじを知らずに観たので、終わった後は
「これはいかん...」と絶句して帰ってきました。
人生ってこんなもんだよね、とか
誰か人を待つっていうのはつらいよね、とか
やっぱりお金だよね、とか
好きなことして生きてくのってつらいよね、とか
重たいものを背負って帰ってきました。
しかし、一般人より高い位置にある人でさえこのような挫折があるのであれば
凡庸な人間は「波風立たないのが一番」と自分の人生が悪いものではない
という安心感を与えてくれる気がします。
そしてライアン・ゴズリングのあの悲しい顔を思い出すと、
期待しない、待たない、その時の最善の選択をして後を振り返らないように
したいと思いました。じゃないとあまりにかっこわるくなってしまう。
そこが悲しい。